たとえば会社のホームページ用ウェブサーバーや、業務用のメールサーバーなどです。業務に直結するようなサービスは、停止すると会社の信用問題となります。
その様なときはホスティングサービスを利用しましょう。ホスティングはレンタルサーバーとも言われ、月額料金を支払いウェブサービスやメールサービスの機能をレンタルすることが出来ます。サーバーのレンタルの他に大抵独自ドメインの取得代行をやっているので、ドメインを取得していない場合は同時に依頼すると手続きやドメイン設定が円滑に済みます。
独自ドメインとは:
ウェブサーバーやメールサーバーを運用する上で必要な「○○.co.jp」や「○○.com」などの識別子を言います。
この取得は原則早いもの勝ちです。
ホスティング業者はたくさんあるので、いろいろ調べた上で契約しましょう。
ホスティング業者を選定する上で、検討する項目を挙げてみました。
1)コスト
業者によってピンからキリまであります。月額で支払うものと年額で支払うパターンがあります。
また、安いから悪い、高いから良いと言うものでもないので、提供サービスなどをよく比較して選定しましょう。
2)提供サービス
ウェブサービス・メールサービス・グループウェアなど業者によって様々です。
・ディスク容量:
大抵この容量によって月額プランが変わります。ウェブ・メールの合計容量の場合とウェブ・メール別の場合があります。たとえば全体で1GBと言う場合と、ウェブで500MB、メールで500MBなどです。
・ウェブサービス
商用利用可能か、標準CGI(あらかじめ用意されている掲示板やアクセスカウンタなど)、独自CGIのサポート、その他PHPなどのサポート、ブログサイトのサポート、アクセス解析機能、アクセス制限、SSLのサポート、などなどいろいろあります。
また、最近はCMS(コンテンツマネージメントシステム)の普及によりデータベースサーバー(SQLなど)が用意されているプランもあります。
・メールサービス
発行できるメールアカウントの数、迷惑メールフィルタのサポート、転送のサポート、メーリングリストの発行、ウイルススキャンサービス、Webメールサービスなどプランによって可否が変わります。
・グループウェア
社内での連絡やスケジュールの共有などで役立つ「グループウェア」を利用出来るプランもあります。この場合ユーザ数によってオプション料金が変わるのがほとんどです。また、ファイル管理機能を使用するとディスクスペースを必要とするので気を付けましょう。グループウェア自体の種類も業者によって違います。
3)サーバーの種類
多くのレンタルサーバーでは「共用サーバー」と「専用サーバー」があります。共用サーバーは1台のサーバーを複数のアカウントでシェアします。すなわちマンションみたいなものです。部屋の広さは保証されていますが、それ以外は保証されません。たとえば、同じサーバーの住人がシステムに負荷をかければ全体に影響します。それに比べて、専用サーバーは借家みたいなもので、物件自体の管理(メンテナンス)は管理会社が行い、契約者はほぼ自由に利用することが出来ます。ただ、マイホームではないので、あまり自由に改装(独自のサービスをインストールするなど)は行えません。ただ例外もあります。最近はWindowsサーバーが入った専用サーバープランもあり、リモートデスクトップでのリモート管理まで可能です。さらに、最近増えてきたのがVPS(バーチャルプライベートサーバー)というものです。これは最近技術発展しているサーバーの仮想化を利用したもので、サーバー自体は共用ですが、ホスティング環境としては専用サーバーのように利用できるというものです。これは共用と専用のメリットを併せ持つプランだと言えるでしょう。
4)トラフィック量
業者によっては日間総トラフィック量や月間総トラフィック量などの制限があるか確認しておきましょう。といっても最近はこの手の制限はほとんど無いかと思います。
5)試用サービス
最近のレンタルサーバーは本契約前に指定期間お試しで利用出来るのがほとんどです。いくつかの業者を試してみて必要な条件と比べて、最適なものを選択しましょう。
レンタルサーバーの乗り換えやプラン変更はとても大変な作業です。長く使うことを前提にプランを選択するようにしましょう。
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